院長挨拶

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NEW院長挨拶 2019-01-01T00:33:10+00:00

院長挨拶


猪見て矢を引くいのししみてやをひく

社会医療法人社団高野会くるめ病院
院長 荒木靖三

新年,明けましておめでとうございます.
新しい年を迎え,ご挨拶申し上げます.
2018年を振り返って,

7月の西日本豪雨により,西日本を中心に多くの地域で河川の氾濫や浸水害,土砂災害が発生し,死者数が200人を超える甚大な災害となりました.くるめ病院1階部分が全館冠水し,放射線機器や血液検査機器が全滅しました.

今回の豪雨では,95の医療機関が浸水や停電などの被害を受け,入院患者様を転院させなければならなくなったり,限定的な治療しかできなくなったりするなど,水害対策への課題が浮彫りになりました.広島市の6つの医療機関には土砂が流れ込み,復旧には未だ長い時間を要しているそうです.このように災害対策について身をもって体験させられた1年でした.

「2019年の抱負」

(1)患者様の視点を重視した医療の提供

1.患者様の求める医療情報の提供と啓発活動

ホームページの拡充
講演会活動
広報誌の発刊
患者会の開催

2.患者様の環境の整備(制度,施設,医療安全など)

3.へき地医療の推進

4.地域包括ケア病棟の円滑な運営と関連施設との連携

5.地域包括支援センターにおける在宅医療介護連携の推進

(2)急性期専門病院としての質の向上

1.受診者の満足度向上に向けた活動

2.学会・研究会活動

3.大腸がん検診事業の拡大

(3)人材育成

1.職員の資格取得推進

2.看護学生の人材育成

(4)経営の効率化

1.病院の防災対策

2.増改築の再計画

今年の干支は猪です.「猪見て矢を引く」ということわざは,事が起こってからでは遅いという意味です.イノシシと言えば,短い足と寸胴な体ですが,それに見合わず優れた身体能力を持っています.足の速さは時速45kmとも言われています.前にしか進めないと思われていますが,走っているときに敵を発見したら,急停止や方向転換もきちんとできます.「猪見て矢を引くでは遅いので,2019年は何事にも早く行動しましょう」

皆様にとって2019年も有意義な年でありますことを祈念して,年頭のご挨拶とさせていただきます.